2025年06月2日
こんにちは、歯科医師の深谷です。
今回は、”歯のアンチエイジング”についてお話をします。
ところで、皆さんは歯も年をとることをご存じでしょうか?
実は歯も肌や髪、筋肉、骨などと同じように年齢を重ねるごとに老化していきます。
具体的には歯の黄ばみ、すり減り、欠け、隙間などがあげられます。
永久歯は6歳頃に萌出し、その後一生使い続けるため、毎日のお食事、スポーツ中の食いしばり、不適切なブラッシング圧など、過酷な環境の中長い年月をかけて少しずつ老化し、弱っていきます。
老化した歯は、虫歯や歯周病になりやすく、見た目にも問題が生じやすいです。
歯の黄ばみ、すり減り、欠けなど、気になっている方もいるのではないでしょうか。
特に前歯の老化は目立ちやすく、人前で思いっきり笑えない、写真や動画をとるのが恥ずかしい、外に出るのが億劫になるなど、皆さんの日々の生活や人生に大きな影響を与えます。
そこで今回ご紹介するのが、MINISHです。
従来の治療法では、歯の削除量が1.5~3.0mmと多く、術後のしみる不快症状や神経の処置が必要になるリスクなどが高かったため、当院ではお勧めしていませんでした。
また、ホワイトニングは歯を白くすることはできてもすり減りや欠け、隙間などの改善はできませんでした。
ですが、MINISHでは、これらの悩みを同時に解決することができます。
最新の技術を利用して老化した歯を最小で0.1mmだけ削除し、歯に最も近い素材で修復するため、術後の不快症状や神経の処置のリスクを最小限に抑えられ、美しい歯を取り戻すことが可能です。
MINISHで歯をアンチエイジングすることで若かりし頃の歯を取り戻し、日々の生活や人生に活力を取り戻してみてはいかがでしょうか。ご来院頂ければより詳しくお話ができますので、お気軽にご相談ください!
2025年05月7日
こんにちは、訪問歯科診療を専門とする歯科医師の平形です。
訪問歯科診療では、高齢者や通院が困難な方々のお宅や施設を訪れ、歯科治療や口腔ケアを行っています。
その中でも、歯科衛生士による口腔ケアは、患者様の健康維持において非常に重要な役割を果たしています。
皆さんは「口腔ケア」が全身の健康に大きな影響を与えることをご存じでしょうか?
実は、口腔内の衛生状態が悪化すると、全身にさまざまな悪影響が及ぶ可能性があります。
その一例として挙げられるのが誤嚥性肺炎です。
これは、食べ物や唾液と一緒に口腔内の細菌が誤って気管に入り、肺炎を引き起こすものです。
高齢者や体力が低下している方では特にリスクが高く、適切な口腔ケアがその予防に直結します。
さらに、口腔内の細菌は血液を通じて全身に広がり、心疾患や糖尿病の悪化にもつながる可能性があります。
特に、糖尿病患者では歯周病が悪化しやすく、逆に歯周病が血糖コントロールを難しくするという悪循環も知られています。このように、口腔衛生と全身の健康は切っても切れない関係にあるのです。
訪問歯科では、歯科衛生士が定期的な口腔ケアを行い、歯や歯ぐきの健康を保つことをサポートします。
具体的には、歯のクリーニングや義歯の清掃、口腔内のマッサージなどを通じて細菌の繁殖を防ぎます。
また、患者様ご自身や介護者の方々に対して、日常のケア方法についてアドバイスを行うことも重要な役割です。
例えば、歯磨きの仕方や義歯の取り扱い方を指導することで、日常生活の中で継続的な口腔ケアを実現できます。
口腔ケアは単に「お口をきれいにする」ことではなく、「全身の健康を守るための基盤作り」です。
定期的なケアを受けることで、感染症リスクを低減し、体力や免疫力の維持にも貢献します。
訪問歯科診療を通じて、私たちは患者様が健康で快適な生活を送れるようお手伝いしています。
もしご家族や周囲の方で、お口の健康に不安を抱えている方がいれば、ぜひ訪問歯科の活用をご検討ください。
訪問歯科は、患者様だけでなくご家族や介護者の方々にとっても心強い存在です。お気軽にご相談ください。
私たちは、口腔ケアを通じて皆さんの健康を支えるお手伝いができることを心から願っています。
2025年03月21日
当院では「インビザライン」と呼ばれるマウスピース矯正を取り扱っております。
インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を徐々に理想的な位置に動かす矯正治療の一種です。
マウスピースで歯が動くの?と心配される方がいますが、このシステムは、以下の仕組みで歯を動かします。
1. 精密な計画
治療前に、3Dスキャン(iTeroスキャナー)を元に歯の動きの詳細な治療計画が立てられます。
インビザラインの専用ソフトウェアを使用して、最終的な歯並びをシミュレーションします。
2. カスタムマウスピースの製作
治療計画に基づいて、一連のカスタムマウスピースが作成されます。それぞれのマウスピースは、少しずつ歯を動かすために設計されています。
3. マウスピースの装着
マウスピースは1週間ほど装着し、その後次のマウスピースに交換します。
各マウスピースが歯に圧力をかけ、計画された動きが実現します。
4. アタッチメントの使用(必要に応じて)
特定の歯を効果的に動かすために、歯に小さなアタッチメント(樹脂製の突起)をつけることがあります。
5. 持続的なモニタリング
矯正医が定期的に進捗を確認し、計画通りに進んでいるかを確認します。
インビザラインは、歯列不正(例:隙間、重なり、かみ合わせ不良)に特に効果的です。
※骨格的な問題が関係する場合は、従来の矯正治療の方が適していることもあります。
歯が本当に動くか?という疑問をお持ちの方もいらと思いますが、正しい治療計画と正しい使用法でマウスピースを使用頂ければ、歯はしっかり動きます。
重要なのは、治療計画に従い、マウスピースを毎日20時間以上装着することなので、一緒に素敵な歯並びを目指して頑張っていきましょう。
歯並びが気になっている方はぜひご相談下さい。
2025年02月20日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
人の第一印象って大事ですよね!
そしてその第一印象を決める大きな要素が「口元」だと言われています。
歯並び、歯の形、歯の色、、、など口元の印象には様々な要素があります!
本日は当院で取り入れている最新治療「ミニッシュ」についてご紹介します!
従来、歯の形や色を大きく変えるためには、歯をたくさん削って被せ物を被せる方法があります。
この方法は見た目の改善は出来ますが、その歯が長い将来健康な状態で保てるか?というと、多くの場合は歯をたくさん削ってしまったことによって、数年後に様々なトラブルを生じ、最悪の場合歯を抜かなくてはいけなくなってしまうこともめずらしくありません。
歯科医師として、僕が1番大事にしていることに「歯を削りたくない」というところがあります。
見た目を改善させるために、歯をたくさん削るということは僕のポリシーに反するため、大変申し訳ないのですが、歯を削ってでも見た目を治したい!という患者様のご要望にはお応えできないこともこれまでに多くありました。
歯は削りたくない、、、
でも患者さんの思いには応えてあげたい、、、
そんな葛藤もある中でたどり着いたのがこの「ミニッシュ」です。
ミニッシュも歯を削る治療ではあるのですが、歯を削る量が従来の治療と比較して極端に少ないことが最大の特徴です。
どのくらい削る量が少ないかというと、
・削る際に麻酔はしないことが多い
(麻酔をしなくても痛みがでない量しか削らない)
・削られた後もパッとみた感じはどこを削られたのか分からないくらい
・歯ぎしりや咬耗で歯の表面が自然と削れてしまう量よりも少ないくらい
というイメージです!
また、歯を削る量が極端に少ないということだけでなく、治療後の仕上がりも非常にキレイです!
歯を削る量が少なく、歯の形・色をキレイにすることができるミニッシュは、患者さんにとってとても良い治療であることはもちろんですが、歯を削りたくないけど患者さんの要望にも応えたい!という僕たち歯科医師にとっても良い治療です。
そして、歯を削りたくない歯科医師である鈴木は、ミニッシュを自分の母親に行いました。
僕が自分の家族、母親に治療を行ったということで、ミニッシュが良い治療であることが皆さんに伝わると嬉しいです!
ミニッシュにご興味がある方はご来院時にお声がけいただいたり、お電話やWEBからお問い合わせ・ご予約をお取りいただけると幸いです。
ミニッシュで素敵な笑顔を手に入れましょう!!
2025年01月27日
こんにちは。歯科医師の大藤です。
歯科治療で詰め物や被せ物で使用される素材として主に金属、セラミック、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂が挙げられます。
この中でも、『見た目が良いだけじゃないんですか?』と良く聞かれる、セラミックの特徴についてご紹介しようと思います。
セラミックを入れた芸能人や有名人の方や、セラミックでピカピカに真っ白になった前歯など、色々なイメージがあると思いますが、どんな性質や特徴があるかご存知でしょうか?
まず、そもそもどんな時にセラミックを用いた治療が必要になるのか?ということについてですが、
・虫歯で歯の一部が失われた時の修復
・根の治療後に被せ物が必要になった時
・歯の変色や金属の修復物を審美的改善のためにやりかえる時
・金属アレルギーがあり口腔内に金属を入れられない時
・セラミック矯正(当院では行っていません)
など、治療の幅は幅広くあります。
セラミックの特徴は、簡潔に言いますと陶製の白い材料で、審美性が良く口腔や生体への親和性が高い材料です。
抽象的な表現ですので、詳しくご紹介してきますね。
まず見た目に関してですが、セラミックは天然の歯と同じような透明感や細かい濃淡まで再現できるため、極めて歯に近い美しい見た目で仕上げることができます。
私たち歯科医師でも、肉眼では天然の歯と見分けがつかないようなリアルな見た目に仕上げることができます。
(時折、有名人の方などで蛍光色の様な真っ白な前歯をお見かけしますが、当院での治療は周囲の歯と調和の取れた自然な色調で治療をご提案しています。)
また、天然の歯は食べ物や飲み物の色素が沈着し、段々と着色してきますが、セラミックは着色しにくい素材のため、白さを長く維持することができます。
これに対して、金属を使った銀歯は、金属が溶け出し、歯や歯茎が黒ずんだり着色することがあり、完全に着色を落とすことは難しくなります。
また、樹脂の材料はタッパーの様に色を吸収する性質があり、一度色がついてしまうと詰め替える以外に改善が難しくなります。
次にご紹介するのは、金属などに対して虫歯になりにくいという特徴で、一番大きな特徴です。
金属は、温度によって微量に膨張収縮をします。
これにより接着剤の劣化や溶出を招き、歯と隙間ができるため虫歯が再発しやすくなります。
これに対してセラミックは長期にわたって変形がほぼないため、歯と一体化した状態が保たれ虫歯が再発しにくいと言われています。
また、樹脂の材料は強度に劣り、小さな範囲の詰め物であれば問題ありませんが、大きい範囲を修復しますと、噛み合わせの力により欠けたところや微細な隙間から細菌が入り込みやすく、虫歯が再発しやすくなります。
ここまで、セラミックに関して、万能材質の様なご紹介をしてきましたが、実は気をつけなければいけない特徴があります。
セラミックは強い衝撃で壊れる場合があります。
お皿が割れてしまう状況がイメージしやすいと思いますが、普段は頑丈な素材も、当たり方や当たった先が悪いと破折のリスクはあります。
無理な力で噛んだり、厚みが不十分ですと壊れてしまうので、私たちも十分に留意して日々のセラミック治療にあたっております。
当院では、詰め物、被せ物の必要があったり、ご相談をいただいた際にはカウンセリングを実施しております。それぞれの特徴、費用、治療回数も含め詳しくお話をさせていただいてから治療を行なっております。
気になる方はぜひ、お気軽にご来院、ご相談ください!
2024年12月24日
こんにちは、歯科医師の鈴木です。
本日は「抜歯してそのままインプラント」についてご紹介します!
皆さんインプラントってすごく時間のかかる治療だというイメージをお持ちではないでしょう?
実際、歯を抜いてから噛めるようになるまで1年くらいかかることもあります。
1年も噛めない状態で過ごさなくてはいけないのはとても辛いですよね、、、
そこで当院ではできる限り治療期間を短くし、早く噛めるようにする治療も行っています。
その一つが「抜歯即時インプラント治療」です!!
通常は、
①歯を抜く
②抜いたところが治るまで4〜6ヶ月待つ
③インプラント手術を行う
④手術したところが治るまで3〜4ヶ月待つ
⑤被せ物をつける(噛めるようになる)
という感じで噛めるようになるまでに1年近くかかります。
これが抜歯即時インプラント治療では、
①歯を抜いて、そのままインプラント手術を行う
②手術したところが治るまで2〜3ヶ月待つ
③被せ物をつける(噛めるようになる)
というように、2〜3ヶ月で噛めるようになります。
抜かなくてはいけない歯の状況によって、この抜歯即時インプラント治療が出来ない場合もありますが、抜歯即時インプラント治療が出来ない場合でも当院では噛めるようになるまでの治療期間は6ヶ月以内で治療が終わることが多いです。
インプラント治療は、治療前の検査と診断をしっかり行うことで、治療期間を短縮することができます。
抜歯してしまう前にご相談いただけると抜歯即時インプラント治療が出来るかどうかの判断が出来ますので、抜かなくてはいけないと言われた歯があるなどでお困りの方はぜひ一度ご相談ください!
2024年11月25日
みなさんこんにちは。歯科医師の高橋です。
今回は歯科医院で働く管理栄養士についてお話をしていきます!
皆さん、管理栄養士が歯科医院で働いているイメージはありますか?
当院では管理栄養士が10名程在籍しており、患者様に栄養指導を行っております。具体的にどんな指導しているかというと
①抜歯後にどうしたら傷口が治りやすいのか?
②歯茎からの出血は食べているものにも原因があるのかも?
③虫歯になりにくい食事は?
など。
栄養・食事の観点からのお話させていただくことで、問題の解決に取り組んでおります。
どんなに歯磨きをしていても虫歯になってしまう。歯茎からの出血がなくならない。などのトラブルをお持ちの方はいらしゃいませんか?
そんなトラブルの原因が実は食事にもあるかもしれません。
当院ではバランスの取れた食事はもちろん、それぞれのトラブルに合わせた栄養素の提案も行っております。
健康な体には、お口の健康はもちろん健康的な食事・個人に合った食事が必要不可欠です。
気になる方はぜひ当院の管理栄養士にお気軽にご相談ください!
2024年10月24日
こんにちは、歯科医師の深谷です。
歯科治療には大きく分けると保険治療と自費治療の2種類があります。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
それらを正しく理解し、納得した上でより自分に合った治療を受けることが大切です。
今回はそれらについて詳しくお話をしていこうと思います。
保険治療の最大のメリットは、国民皆保険制度に基づき、日本国民であればだれでもどこでも安価な治療費で一定の質が担保された治療を受けることができることです。
この制度は国民全員が毎月支払っている保険料をもとに、病気にかかってしまった方を支える素晴らしい仕組みです。
この制度がなかった時代は、治療を受けたくても受けられず、苦しい思いをした方が沢山いらっしゃるそうです。
その反面、皆のお金を使い、約1億2千万人いる日本国民全員を対象としているので、厳密なルールや制限があります。
具体的には、良い材料が使えない、適応できない治療方法があるなど、1人1人の細かな要望に応えられない可能性があることがデメリットです。
また、この制度は実施されてから60年以上経過しているため、改良はされていますが、現代のニーズにそぐわない面もあります。
つまり保険治療は、大勢に適応する平均的な方法で、最良ではないが、痛みを取り除いたり、失った機能を取り戻すことで、最低限生活に困らないようにすることが目的の治療方法です。
その一方、自費治療の最大のメリットは、制限がないので、日々進化する最先端の技術や方法、材料などを使うことができ、最良の治療、1人1人のニーズに合わせたより質の高い治療を提供できることです。
つまり、自費治療は、痛みを取り除いたり、失った機能を回復するだけにとどまらず、口腔内の問題を解決することで、QOL(生活の質)の向上を目指すことを目的とする治療方法です。
そのため、保険治療と比較すると治療費が高額になるのがデメリットですが、より質が高く自分にあった治療を受けることで、理想の自分に近づくことができます。
個々の治療によって他にもメリット・デメリットがあり、その時の状況によってベストな治療方法も異なります。一度お口の中を拝見させて頂ければ、皆さんにあった治療方法を提案できますので、お気軽にご相談ください。
2024年09月24日
こんにちは、尾島デンタルクリニック歯科医師の平形です。
日本の高齢化社会が進む中で、訪問歯科診療の重要性がますます高まっています。
通院が難しい患者様に対して、自宅や施設で歯科治療を提供するこのサービスは、多くの方々にとって非常に大きな助けとなっています。
今回は、訪問歯科診療の魅力とその重要性、そして地域のケアマネジャーさんや訪問看護師さんとの連携についてお話しします。
訪問歯科診療とは?
訪問歯科診療は、歯科医師が患者様のご自宅や介護施設を訪問し、歯科治療を行うサービスです。
虫歯の治療、歯のクリーニング、義歯の調整など、通常の歯科クリニックで行う治療を自宅で受けることができます。
〈訪問歯科診療のメリット〉
1. 通院の負担を軽減
移動が困難な方でも、安心して治療を受けられます。特に高齢者や障がいを持つ方にとって、大きなメリットです。
2. 個別対応が可能
患者様一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの治療が可能です。これにより、最適なケアが提供されます。
3. 家族や介護者の安心感
自宅での治療は、家族や介護者にとっても安心です。リラックスした環境での治療は、患者様のストレスを軽減します。
4. 継続的なケア
定期的な訪問により、口腔内の健康を長期的に維持することができます。
〈地域のケアマネジャーさんや訪問看護師さんとの連携〉
尾島デンタルクリニックでは、地域のケアマネジャーさんや訪問看護師さんとの連携を強化し、以下のような取り組みを行っています。
1. 情報共有
ケアマネジャーさんや訪問看護師さんと定期的に情報を共有し、患者様の全体的な健康状態を把握しています。これにより、総合的なケアが提供可能です。
2. チームアプローチ
訪問歯科診療、訪問看護、ケアマネジメントを一体的に行うことで、患者様の生活の質を向上させます。歯科医師、看護師、ケアマネジャーと職種関係なく、全員が一丸となってサポートします。
3. 訪問スケジュールの調整
ケアマネジャーさんや訪問看護師さんと連携し、患者様の生活リズムに合わせた訪問スケジュールを調整します。これにより、無理のないケアが実現します。
〈尾島デンタルクリニックの訪問歯科診療〉
当クリニックでは、専門の訪問歯科チームが地域の皆様の健康をサポートしています。
最新のポータブル機器を使用し、クリニックと同等の治療を提供できる体制を整えています。
訪問診療では、患者様のご自宅や施設で、虫歯治療や義歯の調整、歯のクリーニングなど幅広い治療を行っています。
〈お問い合わせ〉
尾島デンタルクリニックでは、訪問歯科診療を通じて、皆様の口腔健康を守るお手伝いをしています。
ケアマネジャーさんや訪問看護師さんの皆さまと連携しながら、質の高いケアを提供しています。お気軽にお問い合わせください。
2024年08月21日
こんにちは
歯科医師の熊澤です。
年齢が上がるに連れてむし歯や歯周病、歯の破折などが原因で歯を失ってしまうことがあります。
1本なくなっても全然ごはん食べられるよ!問題ないんじゃないか?
と考える方もいらっしゃいますが、本当にそうでしょうか?
今回は歯が少なくなっていく過程をお話しします。
食事を行う際、上下の歯を咬み合わせることで食べ物を細かくしています。
ここで歯が1本減るとしましょう。
①1本減ることでその周りの歯の負担が大きくなる
(例えば3本の歯で負担していたものを2本で負担するため、負担は1.5倍となります)
②負担が大きくなる、周囲の歯が磨きにくくなるなど不都合が生じる
③歯周病や破折のリスクがあがる
④歯を失う
⑤そのままにする
②~⑤を繰り返すことで少しずつ歯を失っていくことになります。
歯を失った際にそのままにしておかずに対応することが重要です。
治療する方法はインプラントやブリッジ、入れ歯などがあります。当院では治療方針についてしっかりお話しした上で治療を行なっていきます。
歯を失ったまま、なんとなく放置している方はいないでしょうか?お気軽にご相談ください。